道場と神棚

昨今日本人にも、そして外国人にも武道が流行しております。武道の実践を通して礼儀作法が学べ、身につくということで人気のようです。
武道を稽古修行する場所を「道場」と呼びますが、武道を学んだことがある人は、「道場」に入る際、お辞儀するように教えられるのではないでしょうか。これは何に対してお辞儀しているのでしょうか。
「道場」には必ず神棚があり、各道場、神様をお呼びしてお祀りしているのです。お祀りされている神様は、武甕槌神(タケミカヅチノカミ)や摩利支天(マリシテン)などいろいろな武の神様であります。
様々な場面で、武の神様に対してお辞儀しているのです。怪我なく稽古出来ますようにという意味もありますが、神様から「武徳」を頂くことが重要であります。ただ強くなるのではなく、強さに「徳」を求めたのです。
神棚には、お祀りの仕方があります。武道を学びたいという人は是非神棚の祀り方も学んで頂きたいです。毎日毎日お祀りするのは大変ですが、清々しい気持ちで、正々堂々と稽古修行に臨めます。
昨今道場が減り、体育館が増えておりますが、今残る「道場」、「神棚」を大事に武道の稽古修行に挑んでまいりたいものです。


友常理貴

昭和63年(1988年)生。
大和古流二十一世当主友常天眼斎貴仁の三男として生まれる。
家傳の剣術、弓術、聞香、茶の湯など父から学ぶ
日本文化の発信に取り組む。

Author: Tetsuya Matsuda

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